本柚子の栽培 ~育て方のポイントと品種紹介~

本柚子

ユズ(柚子、学名:Citrus junos)はミカン属の常緑小高木。柑橘類の1つ。ホンユズとも呼ばれる。消費・生産ともに日本が最大である。
果実が小形で早熟性のハナユ(ハナユズ、一才ユズ、Citrus hanayu)とは別種である。日本では両方をユズと言い、混同している場合が多い。また、獅子柚子(鬼柚子)は果実の形状からユズの仲間として扱われることがあるが、分類上はザボンやブンタンの仲間であり、別種である。

以上、wikipediaより引用

本柚子です。風水的にも非常に縁起が良いそうです。トゲが少ないという花柚子とも迷いましたが、比較すると本柚子の香りは別格だっため、こちらを選択しました。

2016年(平成28年)12月 本柚子3年生を購入。

柑橘類の植え付け適期は3月頃ですが、待ちきれずに購入してしまいました。

下記、写真の真ん中が本柚子3年生です。

植え付け

2016年(平成28年)12月17日植え付け

根株よりかなり大きめの穴を掘って、そこにりん酸肥料とたい肥をたっぷり混ぜてあげるのがスタンダードな植え方ですが、今回は一度に5本も植えることもあり、少しさぼって、根株より少し大きいくらいの穴で済ませてしまいました。肥料とたい肥も少な目(汗)うまく成長してくれることを願うのみです。柚子は柑橘類の中では比較的寒さに強いということですが、周りを不織布で囲うことで防風・防寒対策をしっかりしました。根本についても、霜でやられないように、たっぷりとモミ殻を撒いた上に、稲わらを敷いています。

中はこんな感じです。トゲがすごいです。植え付け時に、軽くトゲは取ってありますが、暖かくなったらすべて切り落とします。

2018年6月2日

柚子は強いですね。

放置気味でもワサワサすごいです。

わかっていたことですが、トゲがすごい。

収穫ばさみでなるべくトゲを落とすようにしていますが、全部は無理です。

子どもが近づかないようダイソーの防風シートで覆っています。



2019年3月2日

剪定しました。だいぶすっきりです。

2019年3月21日

新品種「みはや」を接いでみました。

接ぎ木は3年連続失敗しています。不器用なんです。
剪定ばさみ、接ぎ木小刀、メデールと道具はばっちり。

↓今年は秘密兵器の接ぎ木はさみも。アリババ(アリエクスプレス)で購入しました。アマゾンより若干安かったです。

↓接ぎ木用ばさみ、すごいかも。なんか今年はうまくいく可能性を感じます。柚子には4か所「みはや」を接ぎました。また他の品種も接ぎたいと思っています。

2019年3月24日

先日に引き続き、「璃の香」と「秋の姫」を接いでみました。成功すれば一つの木から4種類の果実取れることになります。夢が膨らみますが、今年もダメかなぁという弱気になっています。それはさておき、「みはや」と「璃の香」は登録品種のため、このように家庭で増殖させて良いのか(そもそも失敗すればこのような心配は不要なのですが)若干の疑問がありました。ネットで調べる限りは問題ないと理解しておりましたが、念のため農研機構種苗管理センターさんにメールにて問い合わせしてみたところ、やはり家庭内での個人的な利用は違法ではないとのことでした。ただし、その接ぎ木した木から取れた果実や接ぎ木苗を無償でも他人(家庭外)へ渡してしまうと個人的又は家庭的な利用の範囲を超えると解釈されるとのことでしたので注意していきたいと思います。種苗管理センターさんには非常に丁寧なご返信いただきまして感謝です。

2019年4月28日

接ぎ木から1か月。一か所だけ芽がでてきました。うれしいです!芽がでたのは津之輝につづいて2つ目。

2020年2月15日

その後、接ぎ木はすべて失敗に終わってしまいました。残念・・・。

2019年は1つだけ収穫できました。

剪定も実施。結構思い切りました。

剪定前
剪定後

我が家で栽培中の柑橘類について

下記ページで我が家で栽培中の他の柑橘類も紹介しております。

ご覧いただけるとうれしいです。

我が家で栽培中の柑橘類(みかん、レモン)

2017.03.11

また、農薬の散布状況等の細かな記録はこちらでまとめていますので、あわせてご覧ください。

極早生温州みかん(秋の姫、日南1号枝がわり)の栽培記録

2017.01.16